映画「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」を観て

「南北戦争時代のニューヨーク。
ひとりの女性が、友人の原稿と称して、短編の物語を出版社に持ち込む。
編集者から、数々の注文をつけられ、不本意ながらも女性は原稿を売り渡す。
もちろん、原稿は彼女が書いたもの。
彼女には3人の姉妹がいる。
病気がちな妹の状態が悪いとの知らせを受け、急いで故郷のマサチューセッツに帰るのだが・・・。」

若草物語の映画である。
タイトルだけは知っているアメリカ文学だったが、メグ、ジョー、ベス、エイミーとの四姉妹の名前になにやら馴染みがある。
調べてみると、あの「世界名作劇場」としてアニメ化されていたようだ。
しかし、観た記憶がないし、年代的に観ることもなかったはず。
1994年にも映画化されたようなので、そちらを観たのかもしれない。

とにかく、四姉妹の物語ということで、女子向けの作品、というイメージがあったが、この作品はなかなか楽しめた。
きらびやかだった少女時代と、人生の荒波に苦悩する今、を行きつ戻りつ進行するドラマ構成がなんとも秀悦。
ベスがベッドのうえで闘病するシーンのオーバーラップは見事な演出だった。
美しい思い出が、長い人生の糧になる、との監督のメッセージがこめられているかのよう。

そして、時流を反映してか、結婚が女性にとってのハッピーエンド、という古典的観念への疑問がそこここに盛り込まれている。
ここらへん、女性監督ならでは、といったところ。

今をときめくハリウッド女優を四人同時に堪能できるという点で、男性でも十分楽しめる作品だと思う。

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