映画「グリーンブック」を観て

「1960年代のニューヨーク。
用心棒を努めていたナイトクラブが突然閉鎖されたトニー。
新たな働き口として見つけたのが、黒人ピアニスト、ドクター・シャーリーの運転手だった。
気乗りしないトニーだったが、高い報酬につられ、シャーリーとともに南部ツアーにでかけるのだが・・・。」

人種問題をテーマとした作品ながら、ハリウッドらしくエンターテインメント映画にしあがっている。
予定調和的なストーリーだが、たまにはこういう安心して観られる映画もいい。
当然、最後に用意されているのは大団円。

白人のトニー、粗野で無教養、露骨な差別はしないものの、本音は黒人とは距離を置きたい。
一方、ツアー先の白人は、トニーとは正反対に上流階級で教養もある。黒人であるドクター・シャーリーを厚遇で迎える。
これも教育の差か、と思いきや、話が進むにつれ、真実が見えてくる。

ツアーの白人は「頭でしか」人種差別を否定できず、一方でトニーは頭ではなく心で人種差別を否定するように変わっていく。
無教養だからこそ、世間の因習を打ち破ってしまう、というありがちな展開ではあるが、トニーとシャーリーが友情を育んでいく過程がなんとも心地よかった。

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