映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」を観て

「優秀な成績を認められ名門高校に転校することになったリン。
転校早々、演劇部のグレースという少女と親しくなる。
リンに比べ、成績が振るわないグレース。
テストの点数が悪いと演劇部で舞台に立てない。
グレースから相談されたリンは、自分が解いた解答を消しゴムに書き、テスト中にグレースに渡すのだったが・・・。」

馴染みのないタイ映画。
以前に観たタイ映画は、確か「すれ違いのダイアリーズ」だ。
タイも、都市と地方の格差があるんだなぁ、と感じた程度で、それ以上の記憶は残っていない。
それ以来のタイ映画鑑賞になったが、コイツはエンターテインメントに溢れたむちゃくちゃ面白い映画だった。
アジアといえば韓国映画や台湾映画に目が行きがちだが、タイ映画もなかなか侮れない。

この映画の見どころは、なんといってもスリリングなカンニングシーンだ。
波状的に迫りくる発覚の危機に、否応なく手に汗握る。
犯罪集団が大金を盗み出す、サスペンス映画も顔負けだ。

おバカでも勝ち組になれる富裕層、優秀でも負け組を強いられる貧困層。
そんな格差社会を示唆しつつ、「そう終わるのか」というラストが用意されている。
単なるエンターテインメントで終わらせないあたりも流石である。
まだ3月ではあるが、今年の個人的ベスト3確定の作品と言っても過言ではない。

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