「W-ZERO3」買っちゃった (PC )
新製品の初っぱなは、不具合が多いのが世の中の常識。
それが全く新しいジャンルを切り開くような代物ならなおさらである。
市場に出回って初めて発覚する、メーカ想定外のトラブルってのもあるわけで。
だから、ウィルコムから「W-ZERO3」がリリースされても、即買おうなんて思ってもいなかった。
と言うより目を背けていたのが正直なところ(^^;)
しかし!昨年末の発売以降、「W-ZERO3」関連のブログが乱立。
一方、IT関連のサイトでは、「W-ZERO3」のレビューがオンパレード。
そして、アクセスしなきゃいいのに、片っ端から読みあさってしまう弱いσ(^^)。
結果、σ(^^)は物欲という名の悪魔の囁きに屈することに…。
ネットの情報によれば、かなり品薄のようで入手が困難な模様。
置いてないだろうなぁ、と半ば諦めつつ近場の家電量販店へ足を運んだところ、なんと在庫が一台あるとのこと。
速効でウィルコムへの新規加入とともに、この「W-ZERO3」の購入した次第。
傍目から観ると、キャリアを変えてまで買わなくても、と思われるかも知れない。
しかし、この国内初とも言うべき本格的スマートフォン「W-ZERO3」は、σ(^^)をそこまでさせる魅力があるのである。
単にσ(^^)が新しもの好きなのなだけ?
σ(^^)の概算では、今のauからウィルコムへの変更で生じる料金差額により、15ヶ月で減価償却される予定だ。
ただし「W-ZERO3」にしたことで、データ料が増加する可能性もあるが(^^;)
PDAとしては並の大きさ。
でも、携帯電話としてはかなりデカイし重い(^^;)
今までは携帯を胸ポケットに入れてたんだけど、コイツはさすがにムリそう…。
スライド式のキーボード。
結構握りやすい形状かも。
でも、機構的なグラつきが気になるところ。
電話をかける時はこの通りプッシュボタンがスクリーンに現れる。
液晶面を顔に向けて話すことになるので、汚れが気になるところ。
我が愛機「CLIE TH-55」と比較。
大きさはほぼ同等。
スライド式キーボードがあるため、厚みはかなり違う。
個人的にPDAにはキーボードは不要と思ってるんで、キーボードを削除し、薄くて軽い設計にして欲しかったところ。
筐体は光沢感のあるピアノブラック加工。
見た目はキレイなんだけど、手垢がつきまくり。
「CLIE TH-55」のようなマット塗装の筐体の方が、手垢も付かないし、メタル感があっていいんだけどなぁ。
液晶面が剥き出しってのも怖い。
「CLIE TH-55」のようなアクリルカバーが欲しかった。
キーボードを付けるんだったら、「ザウルス SLシリーズ」のように液晶面をカバーするようなギミックにすればよかったのに。
手垢対策と液晶保護のため、別途ケースの購入が必要のようだ。
購入して1週間弱。
まだまださわり足りないのだが、動作面での第一印象は「トロい!」ってところ。
あくまで「CLIE TH-55」搭載のPalmとの比較なのだが、アプリ起動のたびに砂時計(もどきの円盤)がしばらく出てから立ち上がる。
Palmなら瞬時に立ち上がるのに。
更に複数のアプリを立ち上げていくと動作が不安定になり、いちいちメモリを解放させないといけないという有様。
WindowsCE時代の悪癖が、WindwsMobile5になっても受け継がれてるようだ。
とは言え、精神衛生上好ましくないほどのトロさではなく、ストレスを感じるほどでもない。
あくまでPalmと比較しての話。
それだけPalmがPDAに適したOSということなのだろう。
なんかマイナス面ばかり書いてしまったが、この「W-ZERO3」はPDA好きには涎垂の一品であることは確実。
しばらく寝不足が続きそうだ(笑)