児童書「そこから逃げ出す魔法のことば」を読んで

小3の息子を寝かしつけるのに、毎晩本を読み聞かせている。
もう"寝かしつけるのに"必要もない年なのだが、小さな頃からの習慣が惰性的に続いている感じだ。
絵本に始まり、最近では児童書を読んでいる。
絵本にしろ、児童書にしろ、値段が結構高い。
なので、最近は図書館で借りたものを読んでいる。

最近読んだのが岡田淳著の「そこから逃げ出す魔法のことば」だ。
むちゃコミカルで息子ともども大ウケ。
本書は、じいちゃんが孫に若い頃の体験談を話し聞かせるというもの。
収録されている体験談は6編。
体験談と書くと、なんだか重く感じてしまうが、どの話もじいちゃんのホラ話である。
こたつの中で出会った妖怪の話、清水寺で拾った打ち出の小槌の話、言葉を話すカラスの恩返しなどなど。
こんなホラ話を面白おかしく話すじいちゃんと、ウソだとわかってしながら話にのめり込む孫との掛け合いがなんとも微笑ましかった。

ただ難点は全編、関西弁で書かれているところ。
生粋の石川県民のσ(^ ^)としては、これを読み聞かせるっちゅうのは、めっちゃ骨が折れましたわ…(笑)

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