絵本「チリとチリリ」

著者:どいかや

「いつもより早起きをしたチリとチリリ。
気持ちの良い天気の日だったので、自転車で森へでかけます。
最初に訪れたのは森の喫茶店。
最小様々な座席があり、窓際にはハチのカップルがお茶をしていました。
喫茶店でどんぐりコーヒーとれんげティーを頂いたあと、二人は更に森の中を進んでいきます。」

引き続きどいかやさんの作品。
なんとも優しいタッチの絵柄は本作でも健在だ。
ストーリーは、二人の女の子が、森の中のいろいろなお店に立ち寄りながらサイクリングするだけのもの。
単純なお話ながら絵本の世界にグイグイ引き込まれるのは、この独特な絵のせいもあるのだろう。

「チリチリリ チリチリリ」という言葉が呪文のごとく端々で出てくる。
おそらく自転車のベルの擬音。
最初、息子に読み聞かせたとき、この部分が読みづらかったことを思い出す。
元来、滑舌が悪い方で、こういう早口事なめいたものは苦手なのだ(汗)

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u1kuni
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