無念…ツールドのと2023

9月16日、自身にとって三回目のツールドのとを走った。
今回もハーフコース(金沢～志賀町65km)での参加だったが、ゴール5km前であえなくリタイア。

昨年の完走後、週末サイクリングの距離も伸び、80kmまでなんとか走れるようになっていた。
一時は輪島までのコース参加も考えたものの、安全サイドでハーフを選んだのだが･･･。
開催一週間前からとにかく体調がすぐれなかった。
そして前日もあまり寝付けず。
暑さが和らいだと思いきや、当日は熱中症警報が発令。

そんなこともあって、スタート5kmぐらいから変に息があがっているいた。
レース後、心拍データを確認したところ、レースの大部分が高度無酸素運動状態だったようだ。

ハーフコースのゴール前2kmから急な坂がつづくことを前もって把握していたので、その手前のローソンで小休憩するまでは計画どおりだった。
しかし、ローソンにて自転車を降りた瞬間、足がまったく動かない。
その手前から足は攣りだしていたが、ここまで足がなくなっているとは思わなかった。
自分の足の状態に唖然としながら、なんとか駐車場のポールにたどり着き、腰掛けてマッサージをはじめる。

なんという偶然か、その駐車場に大会の救命班の車が。
しばしの心の葛藤の末、係員にリタイヤ申請をした。
今にして思えば、あそこに救命班がいなかったら、力を振り絞ってゴールまで走り切れたのでは？と後悔の念もなくはないが。
ただ、当日の体調を考えるとよくぞ60km走り切れたと思う。

ツールドのと以外、サイクルイベント参加はないので、また来年に向けて足を鍛えていこうと思う。
来年こそは輪島までの一日コースで。