Xactiにワイコン (PC )
デジカメでスナップショットする習慣はあったものの、ビデオ撮影とはとんとご縁がなかった。
撮影している姿が仰々しく感じられていたのと、その後の編集やら保存が面倒に感じていたからだと思う。
だが、PowerShotの動画モードを一度使ってみたところ、これが意外にやみつきになってしまった。
従来のビデオカメラとは違う、デジカメに近い感覚で使えるもの探していたところ、見つけたのがSANYOのXacti DMX-HD2と言う代物。
テープじゃなく、SDカードが記憶媒体になるから、むちゃコンパクト。
懸念していた画質もまずまず。
でも、画角がむちゃくちゃ狭い!
デジカメならまだしも、ビデオカメラの狭画角は致命的!
室内、屋内だと、被写体との距離がとれないこともあるわけで。
DMX-HD2にも、画角を広げるためのワイドコンバージェンス・レンズのオプションはあったものの、ネット上の評判はイマイチ。
何とかならないものかと途方に暮れていたところ、やはり同じ悩みをもっている人がいたようで、他社のワイコンを自作で取り付けると言う荒行のページを発見!
なんでもやりたがりのσ(^^)。
早速、工作に取りかかることに。
先のページでは、配管用平パッキンとステップアップリングでワイコン取付部を作られていたが、σ(^^)のDMX-HD2では残念ながら固定が不十分だった。
そこでσ(^^)は、配管用平パッキン加え、以下のイスキャップを活用した。
まず、配管用平パッキンをDMX-HD2のレンズガードにはめ、その上からイスキャップをかぶせる。
そして、イスキャップの底を切り取るわけだが、DMX-HD2のレンズガードの先端からステップアップリングの厚さ分だけ残す。
そして、イスキャップにステップアップリングをはめる。
これだけでもかなり固定されるのだが、念のため平パッキンとイスキャップ、そしてステップアップリングを強力接着剤で固定する。
●ゴムパッキン
三栄水栓製作所製 PP40(内径28mm、外径38mm、厚み2mm)
●イスキャップ
K+ BUILD(36mm)
●ステップアップリング
日立製DZ-SR3437 (34mm→37mm)
●ワイコンレンズ
ソニー製VCL-HG0737C (約0.7倍)
完成はこんな感じ。
ワイコン取り付けた状態はこんな感じ。
さて、ワイコンを取り付けた効果は?
まずはワイコン取付前の画像。
動画を切り出した画像なので、やや画質が粗いがご容赦を。
我が家のマーちゃんことマーシャルアンプを1mの距離から撮影したもの。
で、こちらがワイコン装着状態。
良い感じに視野が広がった。
もちろん、先の画像と同じく、マーちゃんから1mの距離で撮影。
周辺部においても極端な湾曲がない。
なかなか良い感じで仕上がったのだが、先の写真のとおりエライ頭でっかちなスタイルになってしまった。
見た目通り頭が重くて、重心がかなりアンバランス。
う〜ん…もしかしてあまり実用的じゃないかも。
コンパクトで、極端な湾曲の現れないワイコンってないのかなぁ。