絵本「チリとチリリ ゆきのひのおはなし」

著者:どいかや

「雪の降る午後、チリとチリリは自転車でお出かけ。
池は凍り、積雪もますます深くなっていきます。
雪原を横切り、氷でできた扉を見つけます。
中に入ってみると、そこは冬眠中のはずの動物たちがくつろぐレストランでした・・・。」

急に寒くなった。
いや、9月までが暖かすぎたのだ。
おそらく今が例年どおりの気温なのだろうが、急激すぎて体に応える。

そんな寒い季節にさらに寒さの増す絵本だ。
延々と白と水色で描かれたページが続き、雪の日の極寒を感じずにはいられない。

チリとチリリが訪れるのは、動物たちが冬の間くつろぐリゾート施設である。
動物たちは冬は寝てなんかいなくて、温かい施設で食事したり、温泉に入って、楽しんでるんだよ、という設定だ。

このシリーズの特徴のひとつとして、訪れる世界で必ず一品、謎の食べ物が登場する。
中には、美味しいのか不味いのかも想像すらできないものも登場する。
今回登場するのは、「りんごとニッキのホットフルーツパンチ」、「温泉蒸しパン氷砂糖がけ」だ。
今回はなかなか人間よりのメニューで、なんともホカホカ気分になる代物だった。

シリーズを通して、この二人のスケール間が謎である。
「ちかのおはなし」ではモグラの2倍程度、「うみのおはなし」ではイカと同程度、そして本作ではクマと同程度。
いったい二人の身長は何センチなんだ?
これも妖精のなせる技、相手にあわせて身長も変えられるのだろう。
当然、自転車の大きさも合わせて。

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