雑記 14 8月 2021 書籍「教養としての中国史の読み方」を読んで 模倣品、粗悪品という中国製品はもう昔の話。無視できなくなってきた隣人を知るには、まずはその生い立ちから、ということで本書を読んでみた。受験勉強の痕跡、脳内に散らばっていた歴史上の人物、事件が、きれいに一連のストーリーとして整理することができた。気になったところを備忘録としてメモっておく。 中国ファー… 続きを読む
映画 14 7月 2021 映画「もみの家」を観て 不登校になった女子高生が、田舎生活を経て、再び学校に戻るという・・・ありがちな作品。そして、映画も予想を決して裏切らないストーリー展開。登場人物はみないい人ばかり、主人公の成長を妨げるような出来事も起きない。ひねりもなにもない作品。こういうときは俳優方々の演技に目を向けるほかなく、主人公、彩花を演じ… 続きを読む
映画 3 7月 2021 映画「マイ・ブックショップ」を観て タイトルからして、書店に集う人々の群像劇のようなものを想像したのだが、そういうお気楽?なものではなかった。ネガティブというほど、悲観的な内容でもなかったのだが。 書店が一軒もない町に、読書好きな未亡人が開店を試みる。書店が一軒もないということから分かる通り、舞台は都会とは言い難い町。そして、劇中、ナ… 続きを読む
FEEL-A 20 6月 2021 ホンキーハウスで初ライブ FEEL-Aの初ライブはホンキーハウスだった。そのステージがなくなるとは・・・、まるで帰る場所を失くしたかのよう。虚無感ばかりがつのる。 過去の記録をあさり、ホンキーハウスでの出演履歴を並べてみた。●2010年11月23日(初ライブ)●2011年3月10日(FEEL-A企画ライブ)●2011年4月9… 続きを読む
雑記 23 5月 2021 書籍「議論入門-負けないための5つの技術」を読んで 元来、議論嫌いである。とは言うものの、社会で生きていく上で避けられないものである。「議論入門-負けないための5つの技術」(香西秀信著)を読んでみた。議論体系を簡潔にまとめられており、読み物としては面白かった。気になったところをメモっておく。 定義 定義語の情緒的・評価的意味に、心が惑わされやすい。プ… 続きを読む
映画 20 5月 2021 映画「アルプススタンドのはしの方」を観て 高校野球の映画である。いや、正確には甲子園に応援にきた学生たちの話である。タイトルの「アルプススタンド」は甲子園のスタンドのことで、「はしの方」とある通り、積極的応援している学生たちとは、ちょっと外れた学生たちが主役だ。一方、試合中の野球部員たちは一切映らない。延々とスタンドの「はしの方」だけが映し… 続きを読む
映画 19 5月 2021 映画「ライ麦畑で出会ったら」を観て 青春映画を2本立て続けて鑑賞した。年甲斐もなくだが、青春時代から遠く離れた身だからこそ、得られる感動ってものもあるわけで。ジャンル的にも好物の部類だ。タイトル通り小説「ライ麦畑でつかまえて」に関係した作品である。 冴えない高校生男子が、この「ライ麦畑でつかまえて」の演劇を高校で上演するため、著者であ… 続きを読む
雑記 5 5月 2021 換気扇交換奮闘記 リビングの換気扇が動かなくなった。築30年近く。当時から一度も交換していないので、寿命といえば寿命か。 壊れたのはパナソニック製FY-18TZ1-W。当時だと松下電器か?検索すると後継機としてFY-14ZL-Wというのがあるらしい。 rbt 取り付けも含め任せようと、近所の量販店に行くも、今の換気扇… 続きを読む
映画 4 5月 2021 映画「コロンバス」を観て 建築学者の父が倒れたため、韓国から駆けつけた青年。図書館でアルバイトする建築好きの少女。映画は、ふたりが出会ってからの数日間を描く。 これといった事件が起こるわけでもない。単調な映画なのだが、観終わったあとずっしりとした満腹感というか、満足感を得ることができた。 建築についてはまったくの無知だ。この… 続きを読む
映画 3 5月 2021 映画「パブリック 図書館の奇跡」を観て 「 図書館の奇跡」・・・なんとも仰々しい邦題がついている。配給側も集客に必死なのだろうが、興ざめするサブタイトルが鼻につく。 物語は、大寒波の夜に暖を取るべく、図書館に押し寄せてきたホームレスと、職員、そしてそれを排除しようとする警察との交渉劇を描く。きっかけは、ささいなことだった。ただ、寒さをしの… 続きを読む
自転車 3 5月 2021 ハンドル調整の作法 愛車Angliruのハンドルを下げたところガタツキが発生。購入した自転車屋に持っていったところ、あっという間に修正完了。どうも手順を間違えていたようで、備忘録として書き留めておく。 恥ずかしながら、ロードバイク歴10年以上でハンドルの高さを調整したのは今回が初めて。そもそも、このAngliru、ちょ… 続きを読む
映画 30 4月 2021 映画「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」を観て 年度末から続いていた仕事のゴタゴタも、やっと先が見えてきた。ここは軽めの映画でも観て頭の中をリフレッシュ。やっぱりコメディ?ただ、下品なのは逆に憂鬱になるのでチョイスは慎重に。 ウッディ・アレンのラブコメが無難か。ということで彼の最新作(かな?)の「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」を鑑賞。自分にと… 続きを読む
映画 18 4月 2021 映画「エジソンズ・ゲーム」を観て 発明王エジソンの話である。 オーソドックスな伝記映画かと思いきや、まったく違った。数分ごとにシーンは目まぐるしく変わり、アクション映画ごとくアングルは空を舞う。エジソン、宿敵ウェスティングハウス、天才テスラ、資産家JPモーガン、新しい時代の寵児たちが放つ熱量がひしひし伝わってくる作品だった。 映画で… 続きを読む
映画 21 3月 2021 映画「判決、ふたつの希望」を観て レバノン映画である。恐らく、同国の映画を観るのは初めて。 工事業者と住民の些細なトラブルが、やがて国を巻き込む裁判に発展するというもの。 物語の背景にあるのはレバノン紛争。気になったので、鑑賞後いろいろ調べてみた。中東特有の三つ巴、四つ巴の複数の勢力が絡み合った紛争だったようだ。イスラエル、パレスチ… 続きを読む
雑記 15 3月 2021 100分de名著「ファノン/黒い皮膚・白い仮面」を観て 先月俎上にあがったのは、黒人差別について記した黒人精神科医の著書。 本書を締めくくる次の言葉に感服した。 「おお、私の身体よ、いつまでも私を、問い続ける人間たらしめよ!」 人種差別について一定の解を見出したかのようなファノン。それでもまだ問い続ける。確かに彼の死後、60年たつが問題は未だ解決していな… 続きを読む